Premiere proでプロジェクトマネージャーがエラーを吐く際の対処方法
今日はニッチな話です。
が、一度バグやエラーで進まないと動画ファイルってデカいし時間かかりまくるので備忘録として残します。誰かの参考になったらいいな。
Premiere proで動画を編集し先方にデータを納品する際、動画の不要な部分を削る再エンコードと効果音やその他シーケンスで使用している素材を一つにまとめる超便利な機能「プロジェクトマネージャー」を使用しますが、Twitterなんかで検索してみるとまあエラーが多いみたいですね。
僕は主に2つのバグにハマりました。
1つ目は「Cドライブで書き出し出来ない」
これはmacでもwinでも同じでした。メインドライブに書き出そうとするとエラーを吐きます。空き容量の関係かと思いましたが、不要ファイルを削除して200GB以上空いている状態にしてもダメでした。
これは、メインドライブ以外、主に外付けの記録媒体に出力する設定にすると解決しました。
パーティションで区切っている方はDドライブに書き出すと上手くいくかもしれませんが、僕は試していません。
パーティションを設定していなかったmacでは外付けのSDカード(128GB)、winでもDドライブの容量が心もとなかったので外付けHDD(2TB)に出力するように設定すると上手く動きました。
2つ目は「エンコードエラーを吐く」
プロジェクトマネージャーの「処理後のプロジェクト」欄の「統合とトランスコード」を選択し動画の不要な場所を切り取り再エンコードする際の設定ですが、形式を「DNxHR/DNxHD MXF OP1a」と言うデフォで設定されているコーデックを選択すると、トランスコードは始まりますが最終的に出力されたファイルが壊れていて、プロジェクトファイルを開いても(.prproj)まともに再生されません。時間がかかるし悲しい。
これは形式をQuickTimeにし、プリセットをApple ProRes 422HQに設定することで回避することが出来ました。
M1シリーズのmacではApple ProRes専用のH/Wアクセラレーションが搭載されているのでエンコードも早いですね。
ちなみに422HQのターゲットレートがフルHD30fpsで約220MBらしいので、まあ普通の一眼レフで撮影したフルHDファイルの再エンコードならこの形式で問題ないでしょう。
参考↓
最後に、プロジェクトマネージャーのバグ、エラーは周知の事実と言いますか悩まされている方も結構多いみたいで、こういったシェアウェアも出ているみたいです。
PlumePack Premium↓
公式紹介動画を見ると
「プロジェクトマネージャーと同じこと出来るよ、バグなしで」
と、直球に言い放っています。クールだ。
まあ、今のところ上記2つの方法で解決しているのでこのソフトウェアの使用は考えていませんが、ネスト関係でエラーが出たりもすることもあるみたいなので、将来的に導入しているかもしれません。
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本日はこんな感じです。
ようやく出力されたフォルダをzip化している最中です。
あ、ちなみに出来たzipは数十GBとかになるので先方に送る際はギガファイル便を使っていましたが、以前何気なくGmailにドラッグアンドドロップしてみたらGoogle Drive経由で送信できるみたいですね。さすがに数十GB以上とかは容量制限にひっかかるのかなと思っていたら問題ないみたいです。
ますますGoogleに依存する日々。