kindleで最近読んだ本レビュー「キレる」「実家が全焼したらインフルエンサーになりました」

紙の本は苦手なのでalexa読み上げで読んだ本のレビューです。

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キレる!脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」 / 中野信子

まずキレるというのは人間にとって自分を有利にするための必要不可欠な要素として捉え、どういう風にキレるのかいいのか、どういう風にキレるのかまずいのか、さらに脳科学的にキレるという現象は体内のどういったホルモンが作用しているのか、詳しく解説されています。

一番印象的だったのは、愛情ホルモンで有名なオキシトシンは分泌されると愛情ゆえのキレやすさが誘発されるということ。オキシトシンとかセロトニンという人を幸せにな気持ちにさせるホルモンの存在を知ってから、できるだけそれが分泌されるような生活を心がけたいなと思っていましたが、あまり増加しても、結局は良くないのだなと。自分の生理的欲求にある程度従って、無理のない生活をしていくべきだなと思いました。

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実家が全焼したらインフルエンサーになりました / 実家が全焼したサノ

実家が全焼したらインフルエンサーになったと言うか、この方はものすごい努力家なんだなあという印象を本書を読んで受けました。

実家が全焼したり、大阪から東京までママチャリで行ったり、父親がアダルトビデオショップを経営したり、まあ~そんなに?といろんな出来事が起こるわけですが、例えば24時間マラソンの何がいいのかわからない、でもわからないままにしたくないから自分で24時間走ってみる、と言い出して24時間対抗マラソンYouTube でストリーミングしたところ、色々なことが重なって最終的にアシックスに自分を売り込みに行った話だとか、あれもこれもととにかく行動する勇気がとても強い方で、僕だったらそんなことを大企業に交渉していても、突っぱねられて笑われて終わるだろうなあと思うタチで、まぁ実際本書の中でも突っぱねられて笑われて終わるのですが、その経験ひとつひとつが糧となりこうて本となる訳ですよね。

「努力の方向性を間違えると、努力は簡単に裏切る」といったような言葉があるし、自分もそう思っていましたが、この本を読んでいると「どんな努力も、活かすも殺すも自分次第だな」と少し頭の中が変わりました。